【栗東市・大野神社・不定期】


 御園太鼓踊りは、滋賀県指定無形文化財に指定される風流踊りです。別名「上山依(かざまわり)太鼓踊り」ともいわれ中世末期から近世初頭にかけて他の太鼓踊りと同様に流行しました。

1851年(嘉永4)公顕法親王が金勝寺別院狛坂寺(こんしょうじべついんこまさかでら)再建法要の折に奉納された太鼓踊りを末長く残すようたまわったと伝えられています。現在では、村の催事として踊りれてきたため祭の時期は、不定期です。

祭の行列は、太鼓踊り10人、シンボウモチ1人、唄い手10人、鉦1人、笛3人で構成されています。踊りは、10人二人1組で、5組となり跳とすり足で回転するのが特徴です。

口上として「呼び立て」と言われるものがいくつか残っているのも特徴です。

呼び立て
「東西東西、静まれ東西、静まれ東西。この所におきまして鐘巻躍、鐘巻躍を所望申そうや。音頭とりやといました。頭太鼓、そりゃ」

また、踊りで歌われる歌も数多く残り七五調で「拾七踊り」等の恋の歌や道中紀行を歌った「御蔭踊り」など多用性富んでいます。

現在、残る歌はこの他に「場はじめ」「順礼」「追善」「山伏」「屋形」「大宮」「宇らめし」「鐘巻踊」「恋の踊」「御礼踊」「姫子踊」「志のび踊」「戦さ踊」「宮山踊」「名山踊」「小陣役踊」「伊止満踊」の19曲が伝えられています。


場所

大野神社
栗東市荒張895
 TEL077-558-0408

交通

JR琵琶湖線草津駅東口から
近江鉄道バス
「トレーニングセンター」行き
「中村」下車、徒歩約25分

お問合せ
077-551-0126  栗東市商工労政課


 


写真提供:栗東歴史民俗博物館

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